スメハラはパワハラに含まれてもおかしくない

最近はスメハラという言葉が出てきました。

 

これは体臭などを持っている人を迷惑人と定義し、臭いことは周囲に対する嫌がらせだという考え方です。

 

ひどい言葉を投げかけることはパワハラと言われて認識されますが、スメハラ認定する行為自体はパワハラに含まれてもおかしくないことです。

 

この辺りで矛盾が生じているのですが、要するに体臭のある人に対してはパワハラを正当化するために、スメハラという基準を作ったように思われます。

 

スメハラ認定はパワハラに当たると指摘しても、そもそも「臭いほうが悪い」という考え方があるから、スメハラという言葉自体に終わりはないでしょう。

 

特に体臭などを持っている人に対しては、日本では酷い扱いをしても構わないという風潮はずっとあることです。
江戸時代の記録によれば、相手を侮辱する時に臭いことを告げるといったやり方があったそうなので、昔からのことなのです。

 

仕事をしている時、会話する時には臭いに関係する言葉をわざと込められたり、臭いことを連想するモノを身近に置いて見せられる、こんなパワハラは、経験したことがあるでしょうか。

 

こうしたパワハラを受けても、言い返しにくいのが、体臭を持っている人の嘆かわしいところです。

 

言いたい放題言われ、やりたい放題やられるパワハラを受けることはしばしばなのに、周囲はスメハラだからという認識があって、パワハラをやめません。
こんな嫌がらせ三昧の空間でどうしたら良いか、パワハラをする人に聞けば「臭いのが悪い」の一点張りですから、解決方法が見えません。

 

体臭を治すという努力はして、お金をかけていることもあるのに、そんな努力もまったく評価をしてもらうことができないわけです。

 

臭いからを理由にしてパワハラを繰り返す人たちは、酷いことを言ったりやったり繰り返して、体臭のある人を退職に追い込もうと躍起になる傾向があります。

 

いま仕事をやめても、他の職場でも同じ目に合う、そんなだから会社をやめずらいこともあると思います。

 

体臭を持っている人で、体臭が治らない状況でパワハラを受けている場合、最低限できることは「自分は体臭がある」「人一倍ケアをしている」ことを告げて職場で理解者を増やすことかもしれません。